やっと買えた…っ!
メイトにもキクヤたんにもブコフにも何故だかなくて、ずっと探していたこの本。
ドラマCDを聞いてから原作読みたくて読みたくてどれくらいたったろうか…ようやく願い叶ったり(´∀`)
@「執事の特権」榎田尤利 イラスト:佐々木久美子@
とりあえず言いたい。
し つ ちょ 可愛いーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
室長(受)が可愛くてたまらん!
ドラマCDでも室長大好きだったのだけど、小説でもやっぱり室長はツンツンのデレッデレです!
佐々木さんのイラストも相まって、室長の可愛らしさが全開だなぁ…(*´ρ`*)
たぶん榎田さんのファンの方とか濃い小説が好きな方は、イマイチという感想を持たれるかもしれないです。設定や構成が、もっと重厚な造りで実現されることも可能だったろうなーという感じなので、もしかして評判は特に良くなくて、普通なのかも。
でも私はこの本大好きです。
だって室長が可愛いから☆だって狙って無いのにおもろいから☆
以下あらすじと若干のネタバレ含む感想であります↓
物語のあらすじは、
大手製薬会社 野木坂製薬に営業志望で面接にやってきた原田(攻)は、面接をした老人富益に才能を見出され、何故だか企画室本部別室室長の秘書見習いをすることに。
実は富益は室長の長年の秘書であり、新たな秘書を探すため詳しい話は伏せて求人を出していた。
原田が会った室長は、無愛想で無遠慮で超潔癖症の美人。
原田は、あまりの扱いの酷さに、「本採用を勝ち取った後でこっちから願い下げてやる」と息を巻いて仕事に励むが、いろいろな事件を経験し、どうやら室長に仕えたいと思う自分がいることに気が付く。
しかし室長は重度の潔癖症(のようなもの)で、人と触れ合うことができない。そんな彼と原田がどう近づいていくのか
を読む小説。
物語の中盤、室長と原田の距離を縮めるためにと毎夜のチェスを始めるのですが、いかんせん室長は潔癖。駒を手袋越しに持つことすら許されない原田は、菜箸(笑)でチェス駒を持ちゲームをします。
その中で私が大好きなシーンがあります。
何夜めか、原田が熟考している間に転寝をする室長。
そんな室長を見て、「菜箸で鼻、つまみてぇぇぇェェエ」と思う原田(こんなキャラじゃない)。
だめだ、だめだと思いつつ、室長の、鼻を…!
CDの方で聞いた時は、こっちが「ェェェエエエ!」とびっくりする摩訶不思議な展開だったんですけど(それはそれで凄いおもろい)、小説だとそこの心理がCDより分かりやすくって、私もつまみたくなっちゃうかも・・・と思ってしまう描写には感心しました。
鼻をつままれて、呂律がおかしくなる室長が可愛くて可愛くて…!
好きなシーンと言えば、もう一つ。
かいつまんで言うと、室長は社内でも敵が多く、その策略に嵌まって軟禁されてしまう場面があるんですね。
他人に触れられることを良しとしない室長は、あまつさえ軟禁されての緊張状態に加え、着用していた手袋をチンピラどもに剥がれ、直に触れられるという事態が起こりパニックを引き起こしてしまう。
そこへ原田が助けにやってくるのですが、パニックに陥り「自分は汚い、自分は汚い」と、そう連呼する室長は原田が見えていない。そこで原田は、室長の手を取り、撫で、口づけをし、「消毒です」なーんて言っちゃうの!それがカッコいい(たぶん)!
「あなたは汚くありません」「ちっとも汚くありません」そう繰り返す原田に、室長が
「汚く…ない?」
と呟くそのシーン!はいここ名シーン!
何を考えるともなく、自然に室長の手を取った原田の気持ち。
繰り返される言葉で、暗示をかけられたように落ち着いていく室長。
そして確認する言葉…
せつねーーーー!むぁはーー!
いいすなぁいいすなぁ、ここの挿絵もまたいいすなぁ!
日に何度も手を洗うために荒れに荒れた室長の手に、そっと口づける原田。いい絵です!
何回か読み返しちゃった。
物語のラストは、一夜を共にした二人のもとへやってきてニヤマリする富益。
えぇ、富益で終わり!?
そんな感想をだれしもが持つと思うwおもろい終わり方wwオモロー!
富益はなんて言うかこの本の裏主人公ですから、舐めてかかると痛い目みますよ!ふふ!
おひょいサン的ダークホース富益。
というわけで、一般的には評価は普通だと思うけど、自分的には大好きな本 の紹介でした。
珍しくあらすじとかしっかり書いてあるな…